kindle でブラウン神父のシリーズを読んでいる。The Innocence of Father Brown を読んでみた。この本は邦訳は『ブラウン神父の童心』となっていて、邦訳を読んだ人の感想では、訳が悪いのではないか、との批評があった。これは英文もかなり分かりにくい。訳者を責めるのは過酷であろう。シャーロックホームズシリーズは今の時点から見ると、英文は古いのだが、それでも読みやすい。ブラウン神父のシリーズは英文がかなり手ごわいと思う。また、神学的な議論も少々あって、このあたりが好きな人でないと、追ってゆくのは大変だろう。

私自身は、毎日短編を一つずつ読んでいった。それなりに、ユニークなトリックが使われていて楽しめた。英文も冗長だと思われることもあったが、慣れると大丈夫だろう。昨日は、The Wisdom of Father Brown の最初の短編「グラス氏の失踪」(The Absence of Mr Glass)を読んだ。でも、トリックは私はすぐに分かってしまった。でも、こんな短編がまだたくさんあるので、毎日が楽しみだ。

一応、私の日課は、朝は1時間ほどドイツ語の本を読む。今はナルニア国の物語の独訳を読んでいる。昼は、英語の本だ。たいていはミステリーだ。1~2時間ほどだ。夕方はフランスの本を読んでいる。今は、ルパンの全集を少しずつ読んでいる。これも1時間ほどか。

毎日、3時間ほど、独英仏の3つの言語でミステリー、ファンタジー、SF物を読んでいる。結構、毎日が楽しい。日本語の本は読まない。ブログは日本語で書いているのだが。