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Pierre Lemaitre という人のミステリーが面白いと最近知った。邦題で、『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』『傷だらけのカミューユ』の三部作が素晴らしいという評判を聞いた。アマゾンのレビューを読んでも食指が動いてしまう。
できるならフランス語で読みたいとkindleを探すが、英語の翻訳しかない。紙の本ならば、フランス語でも読めるのだろうが、とにかく英訳でいいからとkindleで購入する。英語のタイトルは、以下の通りである。
Irène: The Gripping Opening to The Paris Crime Files
Alex: The Heart-Stopping International Bestseller
Camille: The Final Paris Crime Files Thriller
まず、Irèneから読み始める。15%ほど読んだ。面白い。ぐんぐんと読んでいける。これまで自分は、Patricia Cornwell の Postmortemを読んでいたので、その共通点に気づく。ともに、グロテスクな描写があるが、それぞれが警察や検察官だけあって、非常にリアリスティクな描写になっている。実物を見ているようで、気持ち悪くなるが、リアリティーは確かに高まる。
主人公 Camille が短身であるのも珍しい。普通は、大柄のスーパーマンみたいな人が主人公だが、警部はrunt (チビ)である。今、途中で挫折しているのだが、ブラウン神父シリーズのブラウン神父も短身である点が共通である。
あと、日本語が出てくる。今、気づいた語は3つほどだ。judo, futon, s sumo wrestling の語が出てきた。
今日もこれから読んでいく。調子良ければ、このまま3作とも続けて読んでいければと思う。