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2014-11-11

Mosieur Lecoq を相変わらず読んでいる。何とか、この本とグリム童話集を今年中に読み終えたいというのが当面の目標である。今日は voiture という語について述べてみたい。

殺人犯(meurtrier)と思われる男を警視庁に護送するために Lecoq たちは車(voiture)を待っていた。自分は何となくT型フォードのようなクラシックな自動車の来るのを予期していた。容疑者を乗せて出発のところで、 le conducteur fit claquer son founet (no.1194)とあったので、これは馬車なのだと気づいた。そしたら次に、au grant trot de ses deuz vigoureux chevaux とある。確かにこれは馬車である。

御者をそもそも conducteur というのか?cocher というのではないか。またこの頁(no.1194)の冒頭に véhicule とあったので、車と思ってしまった。過去の時代においては馬車は基本的な乗り物であり、その用語が、現代の車に関する語にも受け継がれている。とにかく、19世紀以前の小説を読み解くには、馬車に関する用語をきちんと覚えておくことが大切なようだ。

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