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2014-07-10

 

今日の朝、グリム童話集の第57話 Der goldene Vogel を読んだ。童話の特徴が典型的に示されている。(1)禁止する。タブーを課するのだが、その禁止命令が守られることはない。主人公は空けていけない部屋の扉をあけるし、食べてはいけない食べ物を食べるし、してはいけないことをする。(2)3という数字が好まれる。長男、次男が失敗して三男が成功する。長女、次女が失敗して、三女が成功する。長男とか、次男が成功する童話がほとんどないのに驚く。これは童話の約束事か。(3)Jungfrau が出てくるが、それが主人公になるのは少ない。Jungrau が幸せになるのは王子との出会いを介する必要がある。

 

次の文に注目する。und das mußt du binnen acht Tagen zustande bringen (no.3745). ここに数字の acht Tagen が出てくる。これは辞書で引くと1週間とある。説明には、あしかけ8日間であるから一週間を意味するとある。先般、7という数字は聖数で畏れ多いから、8で7を代用するという説明を紹介した(6月29日のブログ)。しかしこれは考え過ぎのようだ。

 

この話は面白い。問題は、最後に狐を殺すと場面である。どうしても狐を殺さなければこの話は進展しない。この残酷な(不気味な)場面があるので、この物語はあんまり人気はないのだろうと思う。

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