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2014-07-08

 

朝方、グリムのお話を2つほど読んだ。第55話の Rumpelstilzchen は面白い話だった。とあることから、小人 (Männchen) に子供を譲ることを約束した王妃が、小人は自分の名前を言い当てたら、その約束は反古にしてもいいと言われて、何とか小人の名前を当てようとする。最終的には Rumpelstilzchen という名前を言い当てて子供を守ることに成功したという話である。

 

名前を知ることはその人を支配することになる。魔物の名前を知ることで、魔物の魔術を封じ込めるという構造は他の物語でもよく見られる。昔の人の素朴な感覚は、現代でもある程度は残っていて、我々は自分の名前をタブー化してめったに他人には教えない。言霊の感覚であろう。

 

第56話 Der Liebste Roland は冒頭から血なまぐさい。また、Roland はある娘との結婚式の時に、主人公の声ですべてを思い出し、その娘との結婚を取りやめるという話はあまりにも乱暴である。こんな話ではたしかに人気は出ないだろうな。とにかく、グリム童話集で人気がある話は、それなりに大衆の健全な好みに合う話であることが分かった。

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