2015-04-19
昨日はようやくThe Sun Also Rises を聴き終わった(これで2回目)。相変わらず、相互の人間関係はピンとこない。Brett という女性は何か、単に刹那的な快楽、恋愛、酒、娯楽を求めているだけではないか。それが Lost Generation という言葉だけで説明できるのか。まだ謎は多いが AudioBook で聴くのはこれくらいにする。並行して、まだこの本は読んでいる、本を読んでの感想は「異文化の森へ」の方で語る。
次は Der Deutsche Märchenschatz II を聴き始める。これは昨日、iTunes のストアで見つけたものである。I と II でそれぞれ1,100円づつである。ドイツの有名な童話が幾つか入っている。これを繰り返し聴いて、ドイツ語での朗読を楽しめるようになりたいと思う。
Hänsel und Gretel を聴いてみる。知っている話なので、だいたいドイツ語の音の見当をつけることができる。これならば、何回も聴いていると面白くなってくるのではないかと思う。1回通して聴いてみる。今から2回目を聴く。
さて、これは単純な童話と見るべきではない。歴史的な事実を踏まえているのである。Wikipedia によれば、「元々は、長く続いた飢饉での、姥捨てならぬ、子供捨てによる口減らしの話。当時の不作と飢饉(1315年から1317年の大飢饉)を救ったのは、歴史的にはジャガイモの耕作の始まりだったのだが、そうした時代の記憶を伝える話として見ることも出来る。」とある。ジャガイモがヨーロッパに与えた影響は大変なものがあることがわかる。逆に言うと、ジャガイモが収穫できないと、19世紀中頃のアイルランドのような大飢饉(The Great Famine)になることも理解できる。
ヘンゼルとグレーテルを聴く
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タグ : Grimm
[…] グリム童話集の音読だけでドイツ語を話せるようになると口癖にされていたこと。私もこのところ、グリム童話集をiPodに入れて、通勤の途中に聴いている。できたら、幾つかのお話を暗記してみたいと思っている。ヘンゼルとグレーテルなどは何回か聴いて、その感想を、姉妹サイトの「異文化の音を聞く」で語っている。現代のドイツ語の授業では、文学作品を取り上げることは少なくなったのではと思う。実用、実用のかけ声のもとに、実用ドイツ語へとシフトしていることと思う。 […]