2014-12-13

相変わらず、Lecoq を読んでいる。日本 japon という言葉が初めて出てくる。tout en les dans un grand vase du japon, (no.1981) 「日本製の花瓶」だが、これは当時のフランスのジャポニズムの影響か?ネットで調べるとジャポニズムは1960年代からとあるので、Lecoq が書かれた1869年には十分にその影響が考えられる。

Blanche のお父さんが彼女と話をするときに、あごを撫ぜながら話をするとある。あごにはヒゲが生えていない。glabre という言葉をわざわざ使うということは、この当時の男性はあごにヒゲを生やすのが当然だったからであろう。se disait-il en caressant son menton glabre, (no. 1988)

「世間」を示す語は tout le monde という表現だけかと思ったが、le pays という言い方も使うようだ。—Et le pays verra deux noces en même temps, car vous allez vous marier aussi, ma chérie?… —Moi!… —Oui, vous… vilaine cachottière! Tout le monde sait bien que vous épousez un jeune homme des environs, qui se nomme… attendez… je sais… Chanlouineau! (no. 2055)

Marie-Anne と Blanche の対立が始まるが、これが将来の抗争の始まりになるのか。とにかく、今の時点ではどのように発展するか全く未知である。