2014-09-05

第93話 Die Rabe と第94話 Die kluge Bauertochter を読む。Die Rabe はややまとまりに欠けるが、Die kluge は、一応のまとまりがあり面白い。農夫の賢い娘の話であり、賢さゆえにお妃になるのである。

このところ、グリム童話集から、順番に毎日2つか3つのお話を読んでいるが、このくらいのスピードがいいだろう。とにかく、似たような話が多いので、ヘンゼルとグレーテルのような個性的な話でないと、あらすじをきちんと覚えていられない。毎日少しずつ味わうようにして読んでいくのがいい。この調子でいくと、グリムの童話集を読み終わるのに、あと2ヶ月ぐらいはかかりそうだ。

カラスだが2種類あり、Rabe は大きなカラス、Krähe は普通のカラスである。この話では、Die Rabe が出てくる。なにやら、ポーの有名な詩 Raven を思い出した。

昨日は、iPhone に入れてある読み上げソフト(Voicepaper)を使ってみた。Die Rabe のドイツ語の原文と英訳をネットで見つけて、それをEvernote に貼付ける。Voicepaper はEvernote と連動しているので、Evernote から Voicepaper に文章を移転させる。まず、英語で聞いてみた。Audiobook ほどクリアーではないが、それでも十分に実用性がある。ドイツ語は自分の力では、文章を見ながら読み上げてもらわないと理解できないのだが、それでも十分に役に立つ。ドイツ語の勉強に最適と思う。便利な点は物語のどの部分を読んでいるか、その部分がハイライトするので目で追うことができる点である。