2014-04-06

Marchen-Almanach auf des Jahr 1826を読み終えた。一番おもしろいのは偽王子の物語(Das M?rchen vom falschen Prinzen)であった。これは偽王子も仕合せになって、めでたしめでたしの物語で安心できる。最後に片手を失った男の話の後日談が出てくる。枠物語なので、このように話が分かれているのは仕方がないのか。単純な童話集としてもよかったのではないか。いろいろと気に入った表現があった。no.1456の、aber – der Wurfel war geworfen などである。

次は、童話集の第2集(1827年)と行きたいところだが、ちょっと間を置いて、しばらくRay BradburyのThe Illustrated Man(HarperCollins社、2008年刊行)を読んでみる。