Der König von Narnia を毎日楽しんで読んでいる。急いで読まないで楽しみながら読むようにしている。

今のところ、ドイツ語で本を読むのが一番わくわくする。それは、自分には英仏独の中で一番苦手であるから、童話を読むときでも何か神秘的な匂いがしてわくわくするのだ。これが日本語で読むと、話が馬鹿馬鹿しいと感じて、本を投げ出してしまうかもしれない。難解なゆえに神秘的な香りがして、それゆえに自分を魅了すると言えよう。

英語と単語の意味が少々異なることがある。その発見も楽しい。ドイツ語でのFlur だが、英語のfloor からの類推で「床」とだけ解釈していたら、どうもピーンとしない。辞書を引くと、廊下、玄関ホール、床と少々意味が広い。そんな発見も面白い。

文法的に分からないときもある。und es geht alles in ihrem Kopf durcheinender, (p.36) だが、gehen から動きが感じられる。「頭がおかしくなった」だから、in ihren Kopf と4格となるべきだが、in ihrem Kopf と3格である。これはそれでいいのか。現時点では疑問にとどめておこう。

それから、嬉しいことにこの音声が聴けるのだ。Vimeo というサイトで無料で提供してくれている。これはスマホからでもアクセスできるので、さっそくスマホでお気に入りに登録した。

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