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Das fliegende Klassenzimmer は55ページまできた。全部で175ページほどの本なので、1/3 ほどまで進んだことだ。実科学校の生徒たちとギナジウムの生徒たちが仲が悪くて対立している。しかし、この本ではその原因が書いていない。Kreuzkamm が誘拐されたり、Diktatheft が取られたりした経緯が書いていない。(自分の読み落としか?)

ギムナジウムの生徒たちは、Kreuzkamm とDiktatheft を取り戻そうと、SebastianはEgerland の家に行く。何か交渉をするのだ。 

そのあとで、ギムナジウムの生徒たちは対策を考える。みんなで Egerland の家に押しかけようか。そうすると大騒ぎ(Krach)になって、警察の特別出動隊'(Überfallkommando)まで出てきてスキャンダルになる。そんなことを考えていたら、Martinが代表者(Vertreter)で決闘(Zweikampf)をしたらと提案する。そしてみんなが殴り合いする必要もないだろうと語る。

Und dann veranstaltet ihr einen Zweikampf.  Wozu sollen sich denn alle verprügeln? Ihr und sie stellt je einen Vertreter.  Es genügt, dass sich zwei verhauen. (p.55)

この Zweikampf は語の形を見れば、すぐに「決闘=二人の戦い」と意味が類推がきく。しかし、ラテン系の Duell もよく使われるようだ。どちらが頻繁に使われるのか。どのような場合分けなのか。子供の喧嘩の時は、Zweikampf であり、公的な決闘になると Duell が使われると推測しておく。

verhauen だが、hauen から誕生している。hauen は「刈る、切る」というような意味である。刈り草(Heu, 英語 hay), 鋤で耕す(hacken, 英語 hack )などと同語源である。ここでは、口語的な表現で、殴り合いをする(=verprügeln)の意味として使われる。

口語的な表現がたくさん出てくるのが Kästner の特徴だ。これが困る。まあ、こまめに辞書を引けばいいのだが。