2014-08-26

久しぶりにGrimm 童話集を読む。今まで、第78話まで読んだので、第79話から読む。 第79話 Die Wassernixeは水の精に追いかけられる兄と妹の物語である。Ein Brüderchen und ein Schwerterchen とあるだけなので姉と弟かもしれない。しかし、その時は、語順は Ein Schwerterchenund ein Bruderchen と逆にになるのかもしれない。二人が逃げるのをこのNixeが追いかけるのである。夢の中の情景みたいだと私は感じた。私の夢は何かに追いかけられる夢が多い。必死で高く登ったり、すばやく走ったりして何者から逃げる夢を非常に頻繁にみる。この物語の作者も私と同じ夢をよく見る人なのか。

第80話 Von dem Tode des Hühnchens はヘンテコな話で最後はみんな死んでしまう(und da war alles tot)。何だ???

第81話 Bruder Lustig は面白かった。主人公のDer Bruder Lustig がおかしなことをしても、Der heilige Petrus は見捨てずに何とか彼が天国に来るまで待っている話である。語法的なことを言うと、ドイツ語では冠詞をつけないと格が分からなくなるので、このような固有名詞に近いものまで定冠詞をつけているようだ。

Grimm童話集は全部で200の話と「子供の聖者伝」が10の話からなる。何とか全部を読み切りたいが、一気に通読するのではなくて、10話ほど読んで休む。そして再読するというやり方の繰り返しがいいだろう。今年中に読み上げることを目標にしたい。