Der Kleine Prinz   Antoine de Saint-Exupery (2001) A Harvest Book

故郷の星に残した可憐な花のことを思い出し、何とかそこに戻ろうとする王子の物語である。とてもほろりとする。

自分は英語、ドイツ語、フランス語でこの本を読んだ。大好きな小説なので、また内容を知っているので、不得意な外国語でもスラスラ読むことができる。自分の感じでは、ドイツ語版が一番迫力があって面白かった。自分の意識として、ゲルマン系の語彙だと力強さ、単純な明白さを感じる。しかし、ラテン系の語彙だと繊細さ、上品さ、弱さ、曖昧さを感じる。この物語は、王子の花に対する素朴な愛の物語なので、語彙も単純で力強い語がいいと思う。そんなことで、この3種類の本の印象では、ドイツ語>英語>フランス語、という順番で感じてしまう。