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この本、Maigret été les petits cochons sans queue. だが、妻 Germaine が夫 Marcel を見つけたところで、FIN とあって、Bradenton Beach (Floride), le 28 novembre 1946. とあった。つまりここでおしまい。作者であるSimenon は1946年にフロリダでこの短編を書いたのだ。

話しが発展しそうなので、残念だ。夫の過去の姿などが開示されると楽しみにしていたのに、肩透かしをくらったようだ。まあ、短編集ならば、それはそれで読んでみたいと思う。

次は Sous Peine de Mort である。「死の痛みの下に」といようなタイトルか。一人の老人が出てくる。自分も老人なので、小説に老人が出てくるとどんな生活をしているか興味津々になる。

… il avait encore l’habitude de se lever à cinq heures du matin pour aller à la pêche à bord de son bateau. (p.59)  老人が早朝に起きて小舟で釣りに行く、毎日そんな生活をしているようで羨ましい。

娘である Jules からくる手紙がこの話しの中心になる。さて、この話しどのように発展するのか。