2015-04-07

「美智子のショールーム」というサイトを見つけた。そのサイトのアドレスは以下の通りである。http://michikoshowroom.server-shared.com この中に「絵のない絵本」のお話を掲載してあり、またこの人が自分で描いたパソコン画がある。アンデルセンのお話とパソコン画は幻想的な雰囲気を醸し出していて非常に魅力的である。この人がいつまでもこのサイトを維持してほしいと思う。

20夜の話はローマのお話である。情景をお月様は淡々と語っている。Roms Adler ausflogen: > kamen, sahen und siegten < (no.329)とある。シーザーの有名な言葉だが、シーザーのことを Roms Adler と言っている。シーザーは一般的にそのように渾名されていたのか。最後は美しい女の子がツボを落として壊して泣くというお話。 21夜は、砂漠を進む隊商のお話である。ラクダが疲労で倒れたのか、すると、 sie stießen das Messer in die Brust des stürzenden Kamels und brieten das Fleisch am Feuer. (no.353) と炙って食べるようだ。なんだかこの文章だけ、残虐な感じがして記憶に残った。さて、若き商人は妻のことを思い、妻も夫のことを心配しているというお話である。 22夜は女の子とその人形(Puppe)の物語である。Puppe という単語を見て私はなぜか子犬(英語ではpuppy)だと思って読んでいて途中で分からなくなった。女の子のお兄さんが腕白で子犬を木の上に置いた?と読んで、しばし当惑していた。そして、Puppeが人形であることを思い出し、なんとかあらすじが読めた。この話は、ほんわかして、女の子と人形の愛情を示すいい話である。 23夜はチロル地方のお話である。ある情景を語っているが、これはぴーんとこない話である。