2011年の4月1日から2012年9月10日までに読んだ本の一覧を記します。

これらは、母の介護をしているときにベッドのそばで読んだ本です。母は 2011-04-29に郷里からこちらへ来て、私が介護をするようになりました。母が寝ている時は、そばで本を読んでいました。その時は、いつ読んだのかノートに記したりはしませんでした。ただ、タイトルと簡単な感想だけを記します。2012年9月10日以降は「日々のブログ」に投稿してその感想を述べるようになりました。はじめはタイトルだけを記したのですが、しだいに詳しく記すようになりました。現在では、ブログに記すのが自分の大きな楽しみになっています。

自分が読んだ本のリスト

The Woman in the Dunes  (by Kobo Abe)   不気味な不気味な存在、逃げられない人間

The Ruined Map: A Novel (by Kobo Abe, Vintage International)

Norwegian Wood (by Haruki Murakami) 二人の魅力的な女性が登場する。

La ballade de l’impossible ノルウエーの森の仏訳、珍しくフランス語で読んで見た。

South of the Border, West of the Sun  村上春樹の本の中で自分が一番好きな本である。小学生の時の初恋をいつまでも思い続ける。それは幻影だったかもしれない。その辺りの微妙な語りがシニアになった自分にも強くアピールする。

Au sud de la frontiére à l’ouest du soleil  村上春樹の『国境の南〜』の仏訳だ。仏訳でも相変わらずしみじみと心打たれる。懐かしさを感じる素晴らしい本。

Kafka on the Shore 長い話だけど飽きないで読める。また、Audiobookでも楽しんで読める。この頃は自分は村上春樹を英語で読むのが唯一の楽しみだった。この当時の彼の筆の冴えは神がかっていた。

Hard-Boiled Wonderland and the End of the World (by Haruki Murakami) 主人公とドッペルゲンガーである影との関係が分からない。

Sputnik Sweetheart

A Wild Sheep Chase 耳の形の美しい女性とは、われらの想像力を上回る存在である。

Dance Dance Dance 何回もAudiobook で聴いた。自分にはお気に入りの作品である。英語はやさしいし音声は明瞭だし、つい引き込まれてしまう。主人公と12歳の女の子とのやりとりが面白い。ロリコンでやや危ないかな。でもドルフィンホテルなんていつかは訪問してみたいホテルだ。

The Wind-Up Bird Chronicle (by Haruki Murakami) ノモンハンで軍人が皮を剥がれて殺される話は気持ち悪すぎる。キーワードの一つは、「井戸」か。

What I Talk About When I Talk About Running CDで3,4回ほど聴いた。positiveな気持ちにさせてくれる。春樹の小説で筋肉の鍛錬の話が結構リアリティがあるのは筆者自身の体験から来ていることに納得

After Dark まあまあ

風の歌を聴け―Hear the wind sing (講談社英語文庫)

1973年のピンボール 1973 PINBALL (講談社英語文庫)

1Q84    日本語で読んだがまあ楽しめた。

Naomi (Vintage International) (by Junichiro Tanizaki)

Some Prefer Nettles (by Junichiro Tanizaki, Vintage Classics) 中学生の頃読んだことがあるが、こんな話しだったのか。

The Key & Diary of a Mad Old Man (by Junichiro Tanizaki, Vintage International)  自分の趣味ではない。理解不可能。

Snow Country (by Yasunari Kawabata, Vintage International) 面白い本であることが分かるのはある程度、人生経験を積んでからだろう。自分が初めて読んだのは高校生のときだ。当時はそれなりに感動したが、正直言って、この本の真価はまったく分かっていなかった。

The Sound of the Mountain (by Yasunari Kawabata, Penguin Modern Classics) 老人は悲しい。

Concrete Island (by J. G. Ballard) かなり緊張する。

The Drowned World (by J.G. Ballard) 英語が難しい、読み通すのは大変である。しかし、いつかはこの人の全集にチャレンジして、この世界に浸ってみたい。

これ以降(2012年9月10日から)に読んだ本と感想は「日々のブログ」に記してあります。