異文化の森へ

第67話 Die zwölf Jäger と第68話 De gaudeif un sien Meester

2014-07-24

グリム童話集の第67話 Die zwölf Jäger と第68話 De gaudeif un sien Meester を読んでみる。第68話 De gaudeif un sien Meester は方言で書かれていて私では読むことができないので英訳で読んでみる。特に面白い話ではない。

第67話 Die zwölf Jäger は普通のドイツ語で書かれているので読むことができる。既婚者の王子が死の床にいた父王に懇願されて他の女性と結婚するが、ふと最初の相手を思い出し、彼女のところに戻る。二番目の相手には、Zu der andern Braut aber schickte er einen Boten und ließ sie bitten, in ihr Reich zurückzukehren, (no.4588) として実家に戻してしまう。どうして簡単にこんなことができるのか。複雑な愛憎劇を予想していた自分は拍子抜けしてしまう。グリム童話集では、初婚の相手を思い出しその人の元に戻るが、その時には二番目の相手のことはほとんど考慮されないのが特徴である。

この話にはYouTubeで朗読がある。それを下に貼っておく。

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