異文化の森へ

weiblich

2014-04-14

最初のお話は、Der Scheik von Alexandria und seine Sklaven である。この話は枠物語の最初で結末が物語集の最後に明かされるようで消化不良のままで次の物語 Der Zwerg Nase に進む。老婆が登場するが、Die Frau des Schusters betrachtetediese Weib aufmerksam. という文がでてくる。老婆をWeibと表現するのに違和感を覚えてアクセス辞書を引いてみる。すると、口語で女という意味であること、古語で妻という意味がある事が分かった。英語の wife の影響で「妻」と解釈してしまったが、現代のドイツ語ではその意味では、Frauだけのようである。

むかしドイツ語のクラスで「メスの犬」という意味で femaleを使ったら、先生から即座にweiblich と直された事を思い出した。weiblich には「妻の」という意味はないようである。

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