異文化の森へ

Hauff の童話集

2013-03-30

Muckの物語が面白かったので、Hauffの童話集の全体を読んでみたいと思う。それで、Hauffとはどのような人かWikipediaで調べてみた。生涯は1802年-1827年とのこと、25歳で病没したようである。しかし、多作で人々から愛されるお話をいろいろと書き上げた人である。

kindleで童話集を読んでみるつもりだが、以下のように童話集は3つある。

(1) Marchen-Almanach auf das Jahr 1826
(2) Marchen-Almanach auf das Jahr 1827
(3) Marchen-Almanach auf das Jahr 1828

この三冊を順番に読んでいけば、Hauffの童話集はすべて完読になるようだ。この物語の特徴は、枠物語の形式を使っている。(枠物語には、少々憧れる、日本ならば、数名で夜中でもいろりを囲み、順番に面白い話をするなんて楽しいことと思う)そんなことで、(1)をはじめから読んでみたら、Phantasieという女王が、Marchenという娘を使いにして人間界に童話をもたらしたというでだしである。それから、キャラバンの一隊が登場するのだが、これから読んでいくことにワクワクする。

少々付け加えると、この童話集はどうも読みあげることを目的に書かれた本のようだ。Muckのなかで二つほど韻を踏んだ歌がでてくるが、韻を踏むとは、人々に耳で聞かせることを前提にしている。

話が飛んで恐縮だが、西洋語の再帰動詞と再帰代名詞の使い方を調べるのも私の課題の一つである。これが4番目の課題であると言えよう。西洋文化では日本以上に自分を他者と扱うことが多いようだ。それは、oneself, sich, se などが頻繁に使われる理由でもあるようだ。ドッペルゲンガーを主題にした小説として、影を売った男、村上春樹の『世界の終わりと。。』などがそうであろう。哲学の対自と即自の考えも、西洋言語のこの特徴に由来するらしい。「らしい」としか書けないのだが、これから調べてみたい。

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