異文化の森へ

新幹線の中で Zarathustra を読む。

昨日は新幹線の中で Zarathustra を読んでいた。綱渡り名人(Seiltänzer)が綱から落ちて死んでしまった。Zarathustra は何故か彼の遺体を運んでいく。

(no.750) So blieb er an einem einsamen Hause stehen, in dem ein Licht brannte.  (彼は隠者の住む家をみつける、そこでは明かりがついている)

彼はお腹がすいているので、とにかくドアを叩く。(no.760) Ein alter Mann erschien; er trug das Licht und fragte: >Wer kommt zu mir und zu meinem schilimmen Schlafe?< 老人が 現れて、誰だ、私の眠りを邪魔するのは、と言う。(zu schilimmen Schlafe とはどの様な意味か。自分は「眠りを邪魔する」と訳したのだが、これでいいのかな)

隠者は Brot und Wein を持ってきて二人に食べさせようとする。隠者は死者にも食べさせようとする。Zarathustra は相棒は死んでいるので無理だという。(no.781) ich werde ihn schwerlich dazu überreden.

老人は強い口調で死人も自分が提供する物は食べるべきだと主張する。(no.781) wer an meinen Hause anklopßt、muß auch nehmen, was ich ihm biete. Eßt und gehabt euch wohl!  ここで、Zarathustra は Darauf ging Zarathustra wieder zwei Studenden.  とあるのだが、隠者からの食事はもらえずに、さらに2時間ほど歩き続けたのか、それとも食事をしてから出発したのか、この部分の解釈は迷う次第だ。(訳文を読めば、分かるのだが、ここでは訳文は読まないでおく)

(no.792) Als aber der Morgen graute, fand sich Zarathusta in einem tiefen Walde, (日が明るくなってくることを grauen という動詞を使っている。英語のgray にはそのような用法はない。「白髪になる」という意味はあるのだが。

彼は遺体を木のほこらに入れる。オオカミから守るためだ。(no.792) Da legte er den Toten in einen hohlen Baum sich zu Häupten – denn er wollte ihn vor den Wöofen schützen – (この場合の死体とオオカミはなにかのメタファーなのだろうな、死体とはイエスキリストに象徴されるキリスト教か、死にかけたキリスト教を後生大事にかかえていることを表しているのだと思う)。

しかし、彼はお昼の明るい光の下に気づく。(no.816) Gefährten brauche ich, und lebendige – nicht tote Gefährten und Leichname,… 「自分に必要なのは、生きている仲間で、死んだ仲間やその死体ではない」

おそらくキリスト教の欺瞞性に気づくということだろう。

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