異文化の森へ

Blanche の嫉妬

2014-12-12

Maurice の恋煩いを見かねて父親が Lacheneur に直談判をして なんとか 息子の Marie-Anne への思いを叶えようとする。しかし、Lacheneur は絶対に駄目という。それも何か深い事情があるようである。どんな事情かはなかなか明かしてくれない。読者はその事情を知りたいと思う。それはどうやら、Lacheneur の借金と関係するのか。そのあたりは詳しくは述べられていない。あとで明かされるのであろうが、読者としては、じれったいと感じてしまう。

はじめは Blanche は純白無垢の女性と述べたが、どうもそうではなさそうだ。かなり傲慢で嫉妬深い女性としての正体が現れてきている。自分の思う Maritial がMarie-Anne に気があるそぶりなので、かなり怒っている。この複雑な三角関係、四角関係がどのように第一部の謎と結びついていくのか興味が引かれる。

第2部を25%ほど読んだ。今年中にこの本と『グリム童話集』を読み終えるという計画ははたして達成できるか。来週が一週間べらぼうに忙しくて、おまけに東京に日帰りで出張しなければならない。人も訪ねてくるし、どうも身動きがとれない。時間が欲しい。

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