異文化の森へ

対訳本ではなくて解説書だった

2014-06-02


昨日、注文した L’Etranger・Der Fremde がもう到着する。仏独の対訳本かと思っていたのだが、実はWolfhanrd Keiserによる解説書であった。72ページほどの薄い本で読みやすそうであった。ぱらぱらと眺めてみる。p.10に映画の写真が載っていたので、この映画について調べてみた。これほど有名な小説であるのに、映画化は一回だけのようだ。それも、1967年にイタリアで撮影されただけのようだ。タイトルはイタリア語で Lo Straniero である。監督はヴィスコンティであり、ムルソーを演じたのは、Marcello Mastroianni であり、マリーを演じたのはAnna Karinaである。そして、YouTubeでこの映画の冒頭をしばらく見てみた。興味深そうな映画である。

ネットの時代では、あっという間に、この映画についてのある程度の知識は得られてしまう。しかし、なぜ、フランスでこの映画が作られなかったのは、今まで調べた限りでは分からない。この小説は映画化が難しいのか。それは、あまりドラマティックなシーンは出てこないからか。

さて、この解説本だが、今読んでいる『異邦人』がとても面白くて、その意義や構成を考えてみたくなったら読むことにしよう。自分は小説を読むことが一番の楽しみであるので、無理に解説書を読むことはしない。

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