異文化の森へ

異文化の森へ

自分は「森」に何となく憧れを持っている。それもドイツの森である。Wald との響きは重厚で格好いい。forest forêt などよりも木々が堂々として、茂っている感じがしていい。昔、大学の時の定期試験のドイツ語の試験で、ドイツの森を語った独文がでた。確かこんな内容だった。「ドイツの文化は森が作った。ベートベンの音楽は彼が森を散策することで生まれた。」言われてみれば、ドイツの古典はやたらと森が背景だ。ヘンゼルとグレーテルに代表されるグリム童話集も確かにそうだ。ハウフの童話集も森が重要な背景となっている。

動詞の3格支配は静止して存在することを示す。方向・移動ならば4格支配になる。森へゆくならば、gehen in den Wald となる。このブログのタイトルは「いつかドイツの森に行き、ゆっくりと異国の雰囲気を味わってみたい」とそんな事を考えてつけたのだ。でも、自分は、まだドイツに行ったことはないのだが。

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