異文化の森へ

DVD『崖の上のポニョ』を見る。


DVD『崖の上のポニョ』を見る。何だか、あらすじが分からない。

ポニョが魚の子だが、魔法が使える。それで、変身して宗介という男の子と知り合う。それを切っ掛けにしてポニョは人間になろうとする。

アンデルセンの童話の人魚姫は人間になろうとするが、王子の心が他の王女に移ったので、人魚姫は泡となってしまう?というような話があったが、それらの話からアイデアを得ているのか。

いろいろなアイデアが詰め込まれている。あらすじを追うことが難しい。論理性が見えない。要は、いろいろなイメージをそのまま味わうしかないのであろう。

このDVDを見て、楽しめる世代とは何歳ぐらいなのか。小学生では謎が多すぎて分からないだろう。大人が見ると、ストーリー性のなさにイライラしてしまう。

宮崎駿監督のジブリは毎回、何か新しい方向性を出そうと苦闘している。その苦闘の一つの踏み台だと考えるべきなのだろう。

新しい映画の世界、従来の型にはまったストーリーからの飛躍を試みた作品と考えたい。飛躍が成功したかどうかは別として。

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