異文化の森へ

DVD『エイリアン4』を見る。


DVD『エイリアン4』を見る。つまらない映画だ。よく分からない。おそらくエイリアンの1から3までの内容を理解して見た人はその延長上で、この映画を理解することができるのだろう。

アマゾンのレビューではかなり高い評価が示されているが、どうしてか、これはヤラセか。レビューを読んでも首をかしげるばかりだ。

この映画の最大の問題点は、登場するエイリアンが全然怖くないのだ。エイリアン1の時は、どこにエイリアンが潜んでいるか分からなくて怖かった。また、エイリアン2の時も、乗組員全員でエイリアンを探しているが、見つからない、という恐怖があった。そしてその姿は怖かった。

でも、このエイリアン4では、エイリアンの形も見慣れてさほど怖くなくなった。新しく誕生したエイリアンは、ムンクの『叫び』に出てくる男みたいな顔をしていた。見慣れると全然怖くない。むしろ悲しそうな顔を見せたりで、かなり人間的になって感情が分かるのだ。

地球に戻る過程でエイリアンは窓から吸い出されて粉々に砕けてゆく。しかし、何だ、このあらすじは、全く分からない。

 

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