異文化の森へ

Arena を読み終える。


Arena を読み終えた。2回目であるが、初めて読んだときのように興奮できた。主人公はCarson と言う名前だが、彼はある超自然的な存在者(the Entity)、神といってもいい存在だろうが、設定した闘技場で異星人と戦うことになった。(以下はネタバレになっている)

地球人と異星人との間に戦いが起こっていたが、このままでは早々に大きな犠牲者がでてしまう。双方が大損害を出すのを避けるために、the Entityは一方を滅ぼし、一方を生き残らすことにした。それで、the Entity は、それぞれから代表者を選んで、一騎打ちをさせる。戦いに勝った方の生物が生き残り、負けた方の生物は完全に絶滅されてしまう。つまり、地球人の存亡をかけた戦いなのだ。

Carson は、相手がカタパルトを使った投石攻撃で足に負傷してしまう。このままでは戦いに負けてしまう。相手と接近戦に持ち込みたい。ただ、双方の間にはバリアーがあって通行はできない。ただ、このバリアーは生物は通れないが、石のような無機物は通れる。それゆえに互いに石投げをして相手を攻撃していたのだ。

ふとしたことで、Carson は意識を失った状態ならば、そのバリアーを通り抜けることができることを発見する。彼は、石を磨いて、銛、ナイフを作る。そして、バリアーにもたれかかり頭を石で叩いて瞬間的に気を失った状態になって、そのバリアーを通り抜ける。

そして、無事通り抜け、意識が戻ったのだが、じっとしている。異星人は赤いボールのような形だ(the Roller)。近づいてくる。そして、その時に、銛を突き刺し、ナイフをさして相手の息の根を止める。

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その瞬間、Carsonは夢を見ていたかのように、自分の小さな偵察艇にいることに気づく。上司の話だと、突然敵の全艦隊がチリのように消え失せたという話しだそうだ。

 

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