異文化の森へ

Cabal という地下組織

2015-08-25

主人公は恋人となった Judith を何とか救いたいと考える。そして逃亡について語ることになる。その可能性を検討しているうちに、Cabal という地下組織に入ることになる。それは主人公にとって大変な決断であった。目隠しをされて、ある箇所に連れてこられる。そして、次のように問われる。

Do you seriously declare, upon your honor, that, unbiased by friends and uninfluenced by mercenary motives, you freely and voluntarily offer yourself to the service of this order?   (no,494)

それに対して、主人公とJudith は”I do.” と宣誓する。Cabal という地下組織に入ったのである。さて、このcabalであるが、普通名詞で「秘密結社」という意味である。自分は知らない単語であった。これは作者が作り出した語かと思っていたが英語にちゃんと存在する語であった。なお、vibroblade (no.500) という語が出てくるが、これは作者が作った語のようだ。blade の一種であると予想できる。これが未来の刃物で、どんな形をしているか読者にお任せのようだ。

さて、Judith が逮捕された旨の連絡が入った。Magdalene は宮廷の中に入れる人物なので彼女が今後動向を知らせてくれるようだ。

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