異文化の森へ

Der König von Narnia で素敵な文章を書きぬく。


今、Der König von Narnia (Annette Betz Verlag)を読んでいるが、その中で素敵な文章、特に季節に関する表現をいくつか抜き出してみたい。

Seine Stimme hatte einen merkwürdigen Klang, gar nicht wie in einen verschlossenen Schrank, sondern wie in der freien Luft draußen, zudem war es auffallend kalt, und plötzlich wurde es hell. (p.22)

意地悪なEdmund がLucy がいると思って Wandschrank の中に入ってしまい、Narnia 国に来てしまった時の描写である。Seine Stimme とは自分の声だが、妙に(merkwürdig)響いていて、屋外に響いているような感じなのだ。(こんな風に自分の人生の一瞬におとぎの国に来ることができればと願う)

Der Wald dehnte sich, so weit die Blicke reichten, nach allen Seiten. (p.24) 見渡す限り森なのだ。このブログのタイトルは「異文化の森へ」なので、このブログの副題にこれを用いてもいいかなと思う。 

Sie glaubte, ich bin die Suse…  兄弟姉妹たちは自分をSuseと思うだろう、このSuse という固有名詞に定冠詞がついている。これは英語やフランス語に見れらない現象で、戸惑ってしまう。人名が主語に来たときは冠詞はつかないが、補語や目的語になったときは冠詞がつくようだ。

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