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彼らの先生のあだ名は Nichtraucherである。「禁煙人」と言ってもいいか。でもそんなあだ名がついたのは理由がある。この先生は180マルクで一台の列車を購入して庭に据え付けてそこに住んでいるが、その列車には元は「禁煙車」であったからだ。
でも列車の中に住んでいるなんてとても素敵だ。彼は夏と秋は legte er sich ins grüne Gras und las in einem der vielen Bücher, die er besaß. (p.38) である。下の挿絵のように。(私自身も、いろいろな場所で毎日少しづつ本を読んでいるので、先生の気持ちが分かる)
そして冬は列車の中に住むのだ。Im Winter lebte er natürlich meist im Wagen. Mit einem kleinen Kanonenofen, dessen blauschwarzes Rohr zum Dach herausschaute und manchmal schrecklich qualmte, hielt er sein komisches Haus warm. (p.38)
列車の中に、小さなストーブ(Ofen)がある。その煙突は屋根に続いていて、煙がでて、その家を暖める。楽しそうではないか。
先生は副業を持っているようだ。酒場でピアノを弾きているようだ。でも、公はピアノを教えていると言っている。Abends zog er immer seinen besten Anzug an und ging in die Stadt hinunter. Er hatte ihnen erzählt, er gebe Klavierunterricht. Das glaubten sie aber nicht, obwohl sie nicht widersprachen. (p.38-40)
Rude Kreuzkamm (p.40) で出てくる。ようやく彼のフルネームが分かった。彼は通学生(extern)なのだ。