2015-06-06
ハインラインの Puppet Masters を読み続けている。面白い。これならば中断せずに読み続けていけそうである。ところで、ミステリーやSF小説に関する他のブログを見てみると、ネタバレを避けている。これらの小説は意外性が大切な要素であるので、真犯人の名前とか結末をブログに書くのはルール違反になる。
私のブログもできるだけそのようなルール違反は避けている。しかし、外国語で読むために時間がかかる。必然的にたくさんの感想を書いてしまう。するとネタがバレやすくなる。伏線の置き方がおかしいとか、あらすじが回り道している、などといろいろなことを書くことで、間接的にネタをばらしていることになる。ただ、このブログの性格からある程度ネタバレがある点はご容赦願いたい。
主人公のサムであるが、どうも彼自身が取り憑かれてしまう。そして彼自身が手下となって次から次と parasite を人間に植え付ける仕事をしてしまう。その間のサムの意識の状態の描写は面白いと思う。植え付けることを recruite と表現している。自分を騎手が乗っている馬のような状態とも形容している。