異文化の森へ

une svelte amazone

2015-02-18

La Peste を読み続ける。気になるのは、le narrateur が時々現れることだ。話の中の登場人物ではなくて、上から観察してすべてを見通す人がいる。執筆者が自分のことをもったいぶってle narrateur と言っているのかとも思うがそうでもなさそうだ。

それから、また例の文章が現れる。Par une belle matinée de mai, une svelte amazone montée sur une somptueuse jument alezane parcourait les allées pleines de fleurs du Bois de Boulogne. (no. 2180) この文章がこんなところに登場する意味は何なのか。試訳をすると、「五月の美しい朝に、アラビア種の立派な(雌)馬に乗った細身の女騎手が、ブーローニュの森、花が咲き乱れた小道を走っている」となるかな。

この文章の出来前を二人は論じている。一体何のために。その前に、この文章の目的は何か。有名な詩から取ってあるのか。分からない。

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